旧国鉄豊後森機関庫は、昭和9年落成し、昭和45年9月30日の久大本線無鉛化によるディーゼル車の配備以来、長年放置されていました。
最近になり、こどもの頃の思い出や近代化産業遺産、国指定有形登録文化財に指定されたこともあって、町づくりの中核として保存や活用に活発な運動が展開されるようになりました。

このような中、全国の方々より福岡県志免町に静態保存されている蒸気機関車が解体されるとの情報と、それを知った玖珠町民より玖珠町に移転保存してほしいとの要望が多数寄せられました。

このようなことにより、玖珠町、玖珠町議会、町民有志により活発な運動が展開されました。その結果、福岡志免町様のご理解を頂き、「蒸気機関車9600型29612号」が玖珠町に譲渡されました。

この機関車は、大正8年1月より昭和49年12月まで半世紀以上にわたり長崎本線、唐津線で活躍していました。原爆投下後直後には、多くの重症被ばく者の方々を搬送するなど救援、復旧に走り回りました。

その終身走行距離は2,667,675,6㎞に及びました。これは地球を実に66週したことになります。

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