国指定登録有形文化財・近代化産業遺産(経済産業省認定)
(旧) 豊後森機関庫
(旧) 豊後森機関庫転車台

久大本線は、久留米と大分を結ぶ九州横断鉄道として現在も重要な幹線であり、扇形機関庫は久大線開通時の豊後森機関庫です。豊後森駅は昭和9年に全線開業し、久大本線の中継拠点として繁栄しました。終戦直前に米軍機の機銃掃射に遭い、死者3名を出す惨事があり機関庫外壁には今もその弾痕が残っています。

戦後は蒸気機関車25両を擁する大規模な機関区となりました。昭和29年には隣の恵良駅から小国駅に至る宮原線も開通し、益々重要度を増し、最盛期には一日の利用者が5,800人を超えていました。
昭和45年~46年のディーゼル化に伴い、その後機関庫も昭和の歴史の盛衰を見届けその役目を終えました。

陸の重要な輸送手段として、先人が積み重ねてきた技術・努力・夢は荒々しく壊れかけた窓ガラスや排煙ダクトとともに、それを見る者に伝わってきます。

旧豊後森機関区の関連遺産の扇形機関庫と転車台は平成21年2月6日経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されました。

 IMG 0869 IMG 0872 IMG 0880